議  事  録

会議名   第50回広島市中央卸売市場開設運営協議会

日 時   平成25年3月22日(金)  ()午後1時30分  ()午後3時30分

開催場所 広島市西区草津港一丁目8番1号 広島市中央市場管理事務所 3階大会議室

公開・非公開の別   公

出席者 委員(50音順)  20名中17名

天方委員、石井委員、出田委員、井野口委員、奥村委員、金井()委員、金井()委員、川本委員、佐古田委員、佐々木委員、住田委員、築道委員、寺岡委員、宮本委員、矢野委員、山本委員、和田委員

 

    開設者 10名

     経済観光局長、中央卸売市場長、食肉市場担当部長、東部市場長、中央市場市場総括担当課長、中央市場市場整備担当課長、中央市場業務担当課長、食肉市場管理担当課長、食肉市場業務担当課長、東部市場次長

 

傍聴者  なし

議 事

 1 議 題

正・副会長の選任について

 2 報告事項

広島市中央卸売市場戦略的経営展望の策定状況について

 3 その他

司会

(杉本市場総括担当課長)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開設者

(谷本局長)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


司会(杉本課長)

 

 

 

川本委員

金井(憲)委員

司会(杉本課長)

 

佐古田委員

一同

司会(杉本課長)

 

 

奥村委員

天方委員

 

佐々木委員

司会(杉本課長)

 

和田委員

司会(杉本課長)

 

和田会長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


佐々木委員

和田会長

 

井野口委員

 

和田会長

 

 

 

 

 

 

 

山本副会長

 

寺岡副会長

和田会長

 

 

藤井課長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


和田会長

 

 

 

 

 

天方委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





和田会長

 

佐々木委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








和田委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



若林場長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


和田委員

 

保田場長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



和田会長

 

矢野委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和田課長

 

 

 

 

 

山本委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和田会長

 

 

 

 

 

寺岡委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


和田会長

 

 

天方委員

 

杉本課長

 

 

 

 

 

佐々木委員

 

 

 

 

 

 

 

 

杉本課長

 

 

 

 


寺岡委員

和田委員

 

 

 

 

 

 


谷本局長

 

 

和田会長

ただいまから、「第50回 広島市中央卸売市場開設運営協議会」を開会いたします。

委員の皆様には、御多忙中のところ御出席いただきまして、厚くお礼を申し上げます。

私は、中央市場 市場総括担当課長の杉本でございます。

今回は、委員改選後、初めての会議でございますので、協議会の会長が選出されるまでの間、私が進行役を務めさせていただきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

開設運営協議会の委員総数は20名でございまして、現在出席委員は17名です。過半数を超えておりますので、会議は成立しております。

本日の協議会は、第19期の委員として御就任いただきましてから初めての会合ですので、始めに、委員の御紹介をさせていただきます。

お手元の委員名簿をご覧いただきたいと思います。まず、最初に学識経験者の選任分野から、生産者を代表される委員さんでございます。

山本委員さんでございます。

なお、山崎委員さんは、本日御欠席でございます。

続きまして、流通関係の委員さんでございます。

矢野委員さんでございます。

なお、飯山委員さんは、本日御欠席でございます。

次に、消費者の立場を代表される委員さんでございます。

  寺岡委員さんでございます。

  なお、吉岡委員さんは、本日御欠席でございます。

次に、卸売業者の委員さんでございます。

中央市場には3つの部門がございます。

青果部から、天方委員さんでございます。

水産物部から、佐々木委員さんでございます。

花き部から、和田委員さんでございます。

東部市場の青果部から、奥村委員さんでございます。

食肉市場の築道委員さんでございます。

 次に、仲卸業者の委員さんでございます。

  中央市場の青果部から、佐古田委員さんでございます。

水産物部から、井野口委員さんでございます。

       花き部から、出田委員さんでございます。

  東部市場の住田委員さんでございます。

食肉市場の仲卸業者及び売買参加者代表の石井委員さんでございます。

次に、売買参加者の委員さんでございます。

中央市場の青果部から、川本委員さんでございます。

水産物部から、金井憲明委員さんでございます。

  花き部から、宮本委員さんでございます。

  東部市場の金井雅久委員さんでございます。

以上で、委員の皆様のご紹介を終わらせていただきます。

続きまして、本日出席しております開設者側の紹介をさせていただきます。

谷本経済観光局長でございます。

中川中央卸売市場長でございます。

保田食肉市場担当部長でございます。

若林東部市場長でございます。

後列にまいりまして

神田中央市場市場整備担当課長でございます。

藤井中央市場業務担当課長でございます。

三好食肉市場管理担当課長でございます。

岩淵食肉市場業務担当課長でございます。

国田東部市場次長でございます。

以上で、開設者側の紹介を終わらせていただきます。

それでは、会議次第に従いまして、開設者から、御挨拶を申し上げます。

本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。経済観光局長の谷本でございます。市長は所用により出席できませんでしたので、市長の挨拶を代読させていただきます。よろしくお願いいたします。

第50回広島市中央卸売市場開設運営協議会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。

委員の皆様には、御多用の中、御出席いただき誠にありがとうございます。また、日頃から本市行政の推進、とりわけ中央卸売市場の運営につきまして、格別の御理解と御協力を賜り、重ねてお礼を申し上げます。

広島市中央卸売市場は、戦後間もない昭和24年に中区加古町に開設しました。その後、昭和35年に食肉市場、昭和49年には東部市場が開設し、開設当初から申しますと63年が経過しています。その間、中国四国地方最大の卸売市場として生鮮食料品等を供給し、昭和の高度経済成長に合わせ順調に取扱高を伸ばしてまいりました。

しかし、ここ20年は、長期にわたる経済の停滞や大型量販店の台頭、若者の食習慣の変化など、卸売市場を取り巻く環境は著しく変化し、全国的に取扱高が減少しているところです。

このような状況の中、国が平成22年(2010年)10月に発表しました「第9次卸売市場整備基本方針」では、全国各地の大型産地から荷を大量に受け、自市場だけでなく周辺の中小卸売市場にも卸売を行う大規模な中央卸売市場を「中央拠点市場」として位置付け、この中央拠点市場が持つ大量集荷及び中小卸売市場への分荷の機能を促進することにより、物流コストを削減し、卸売市場の経営の安定化を図ろうとしているところであり、本市場青果部も、中央市場と東部市場の連携を前提にその指定を受けたところです。

本日委員の皆様に御報告いたします「戦略的経営展望」につきましても、この基本方針の中で国から策定を求められているもので、現在、業界を中心に取り組んでいただいているところでございます。

是非委員の皆様からも、それぞれのお立場から、忌たんのない御意見を賜りますようお願いいたします。

終わりに、皆様の今後ますますの御健勝と御活躍を祈念いたしますとともに、市政に対しまして、なお一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。

 平成25年3月22日、広島市長松井一實、代読でございます。

 それでは、最初の議題でございます。会長及び副会長の選出についてお諮りいたします。

当協議会の会長、副会長は規定によりまして、委員の互選となっておりますが、互選の方法はいかがいたしましょうか。

例年通り、卸売業者の委員さんにお願いしてはどうでしょうか。

私も、そのように考えます。

ただいま、『卸売業者の委員さんの中から』とのお声がありましたが、いかがでしょうか。

『異議なし』

『異議なし』

ありがとうございます。『異議なし』とのお声でございますので、卸売業者の委員の中から選任させていただきたいと思います。

卸の委員さん、選出方法で何か御意見がございますでしょうか。

例年どおり中央市場から選任していただければよいと思います。

委員の中で中央市場連合会の役員を最も長く勤めておられる、和田委員に会長をお願いしたいと思います。皆様いかがでしょうか。

私も、それがいいと思います。

ありがとうございます。和田委員さんにとのご推薦をいただいておりますが、和田委員さん、いかがでしょうか。

至らぬ点はあるかと思いますが、皆様の御推薦なので務めさせていただきます。

 ありがとうございます。それでは、会長の席の方に移動をお願いします。

 準備ができましたら、この後の進行をお願いいたします。

それでは、失礼いたします。ただいま皆様のご推薦により会長に就任しました和田でございます。就任に当たり、一言御挨拶を申し上げたいと思います。

この開設運営協議会は、皆様御承知のように、市長の諮問を受け、中央卸売市場の施設整備、業務運営、及び売買取引に関することについて調査・審議する機関でございます。

これまでも中央卸売市場の効率的な運営と活性化に向け、諸先輩方が尽力してこられたところでございます。

先ほど市長のご挨拶の中にもありました通り、近年、卸売市場を取り巻く環境は大きく変わりまして、取扱高も年々減少する傾向にあります。

私共市場関係者にとりましても、日々の経営努力が必要とされているところです。

広島市中央卸売市場におきましても、卸売市場整備基本方針に基づいた、施策、整備を進めていかなければならならないところですが、当市場内におきましても、各部門間での連携を深め、知恵を出し合いながら経営努力を進められれば、自ずと市場の活性化、又経営の安定化が図られるのではないかと考えているところです。

本日お越しいただきました外部委員の皆様も、消費者、或いは生産者又は研究者としての立場から、それぞれ忌たんのないご意見を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。また、中央卸売市場内部の委員の皆様におかれましても、私たちの広島市中央卸売市場が少しでも良くなるようにこの協議会を通じて建設的な議論を進めることが大切なことと思いますので、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

簡単ではございますが、会長就任のご挨拶とさせていただきます。

【拍手】

 座って進行させていただきます。議事の方に入ってまいりますけれども、議題の正副会長の選任ということで、正の方はこうして皆様に選んでいただきました。続いて副会長の選出について皆様にお諮りしたいと思います。副会長については、規定により2名置くことになっておりますが、その選出に当たりましては、委員の互選ということになっております。その方法は、いかがいたしましょうか。

 会長に一任いたします。

 「会長に一任」という声がありましたけれども、そのようにさせていただいてよろしいでしょうか。

 異議なし

一同、拍手。

 ありがとうございます。

 それでは、私の方からご指名させていただきたいと思います。

これまで生産者団体の代表の方から1名、消費者団体の代表の方から1名、というような慣例となっているようでございますので、今回も同様に、生産者団体の委員から山本委員さん、消費者代表の委員から寺岡委員さんにお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

山本委員さん、寺岡委員さん、副会長席の方に移動をお願いいたします。

席に着かれましたので、一言ずつご挨拶をいただければと思います。

ただいま、副会長を仰せつかりました山本でございます。微力ではございますが、会長の補佐役として務めさせていただきます。よろしくお願いします。

 皆様改めまして広島消費者協会の寺岡でございます。よろしくお願いします。

ありがとうございました。それでは、次の議事の方に入りたいと思います。報告事項が1件あるわけでございますが、まず、開設者の方からご説明をよろしくお願いいたします。

中央市場の業務担当課長の藤井でございます。それでは、私の方からご説明させていただきたいと思います。本日のご報告事項でございますが、次第にもございますように「広島市中央卸売市場戦略的経営展望の策定状況について」ということでございます。個々の策定状況につきましては後ほど各市場なり部会の方から報告があると思いますけれども、私からはこの戦略的経営展望の背景といいますか、策定の背景について簡単にご説明したいと思います。

次第の一番後ろに資料2というのが付いております。そちらをご覧いただきたいと思います。

先ほどから、社会環境の変化という言葉が沢山出てきておりますけれども、改めましてここでちょっとご説明したいと思います。近年、社会環境とりわけ卸売市場を取り巻く社会環境というのは、大きく変化しているところでございます。この資料にも最初に掲げておりますけれども、人口の減少、食生活の変化、景気の低迷、あるいは物流の変化、市場外流通の増加、あるいは消費者意識の変化等々、社会環境は大きく様変わりしております。このような社会環境の変化を受けまして、全国的に卸売市場の取扱数量、あるいは取扱金額は低迷若しくは減少しているところでございます。

当広島市中央卸売市場におきましても同様の傾向にございます。

 中央卸売市場の取扱量とか金額の推移等につきましては、お手元の参考資料の9、10に書いておりますので後ほどご覧いただきたいと思いますし、後ほど各市場なり、各部門の方から説明があるかと思います。

 このように卸売市場を取り巻く環境が非常に厳しくなっているところから、農林水産省におきましては、平成22年10月に卸売市場整備基本方針を策定しております。中ほどに「第6その他」とございますけれど、アンダーラインを引いたところを読ませていただきます。「それぞれの卸売市場の位置付け・役割、機能強化の方向、将来の需要・供給予測を踏まえた市場施設の整備、コストを含めた市場運営の在り方等を明確にし、経営展望を策定するなど、卸売市場としての経営戦略を確立する。」と記載してあります。さらに平成23年4月には、「中央卸売市場における業務運営について」の一部を改正しまして、もっと具体的に経営展望の策定という項目について書かれております。

やはりアンダーラインのところでございますけれども、「開設者にあっては、各市場が置かれている状況について、客観的評価を行った上で、多様な市場関係者が一丸となり、経営戦略的な視点をもって、当該市場の在り方や運営方針等を明確化した経営展望を早期に策定するとともに、当該経営展望に即した市場運営を計画的に実施するものとする。特に、基本方針に規定する中央拠点市場、中央拠点市場は先ほどもありましたように、中央市場の青果部と東部市場とが連携して、合わせて指定されているものでございます。その中央拠点市場については、効率的な流通ネットワークの構築にむけて中心的な役割を果たすことが期待されていることから、できるだけ早期に経営展望を策定する必要がある。」としております。

このような国の方針を受けまして、中央卸売市場でも中央市場の青果部を皮切りにしまして、平成23年度から各市場、各部門において経営展望の策定を進めている最中でございます。

経営展望の背景なり、現在の状況でございます。

以上でございます。

ありがとうございました。

今の説明にもありましたとおり、現在それぞれの市場、部門毎に経営展望の策定作業を行っているところでございます。それぞれの策定状況について、本日ご出席の卸売業者、又は開設者の方からご報告をお願いします。

では、天方委員さんの方から、中央市場青果部について既に策定が終了していると伺っておりますが、その概要についてご説明をお願いします。

青果部の天方です。よろしくお願いします。

先ほどの市長の挨拶にもありましたし、藤井課長の方からも説明がありましたように、中央市場青果部は国の第9次中央卸売市場整備計画において東部市場との連携を条件に中国四国地区で唯一の中央拠点市場に指定されました。そういうことで、早速経営展望を策定するという話になりました。平成23年の6月から8月にかけて、中央市場運営協議会青果部会において、卸の2社、仲卸の若手のメンバー2名、売参の方3名に、開設者の方にも参加していただき、経営展望の策定という中ではなかなか意見が出なかったらいけないということで、市場の目指す明日について自由に意見交換を行うということで、「夢を語る会」という題名で4回ほど開催させていただきました。

まず、短期的にできること、また長期間かかること等色々な意見が出ましたけど、開設者の皆さんにご協力をいただきまして、作成させていただきました。

参考資料の第4に「中国四国拠点市場に向けて 目指せ15万トン以上」として経営展望をまとめさせていただいておりますし、資料3にそれを要約したものを用意させていただいております。

資料3で要約した内容を簡単に説明させていただきます。中四国の拠点市場に向けてということで、副題として「目指せ15万トン以上」としています。15万トン以上ということが何故出てきたかということですが、中央拠点市場に指定されるにあたっては、基準として青果の場合15万トン以上の取り扱いがないといけないということで、広島市場2市場ありますが、中央市場は取り扱いが13万トン、東部市場と合わせて21万トン、ということで、連携して中央拠点市場に指定されました。そういうことを先ず説明させていただきました。その中で、東部市場の方と一緒にこの会を最初から進めさせていただければ良かったのですけれども、先ず謝っておかなければいけないのは、東部市場さんは近いといってもわざわざ出てきてもらうのはなかなか難しいだろうという事で、中央市場の者だけで経営展望を作ったわけです。拠点市場として指定されるには15万トン以上必要ということで、ある程度数字的な目標があればそれに向かって行きやすいだろうということで、15万トン以上という副題を付けさせていただいております。

それでは資料の説明をさせていただきたいと思います。まず、この資料作成にあたって、先ほどから卸売市場を取り巻く環境が非常に厳しいということで、全国中央卸売市場協会が平成21、22年度に実施した「卸売市場の在り方検討基礎調査」を活用させていただき、広島市中央市場がおかれた背景とか特徴を抜き出してみました。人口的には中四国が商圏になるわけですが、少子高齢化ということで減少傾向にありまして、広島市も平成27年をピークに減少に転じる見込みだという事です。卸売市場の取り扱いの現状も先ほどから減少傾向ということをずっと言われておりますが、当市場の扱いはほぼ横ばいとここに書いています。しかし、ここ1、2年を見ますと、やはり右肩下がりで減少傾向になって来ております。

卸売業者及び仲卸業者の販売先については、卸売業者は仲卸業者への販売割合が高く、仲卸業者は量販店への販売割合が高いということが特徴として出ております。

広島県、また商圏内の各県の消費行動については、公共交通機関があまり便利ではないということで、自家用車での買い物が多く、量販店への依存度が高いのかと考えました。

3章として広島市中央卸売市場が目指すことを、短期、中期、長期と区分してこの表のように整理させていただきました。まず、取り組み内容として、短期で実現していく目標として、東部市場との連携を前提に中央拠点市場に指定されましたので、集荷の連携や販売の連携また規制緩和等の連携案を国に提出させていただいております。それと集荷力、販売力の強化をしていかなければいけないということで、先ほど言いましたように量販店への依存度が高いということから、仲卸さんとか売参さんとかと一緒になって量販店に売り込んでいく必要がある、また、食品加工業者とか業務筋が今仲卸を利用しなくなったとか、外食が増えていることから、これらの扱いがどんどん増えていくであろうという事や、産地との直接取引が増えているということで、とにかくこれらを市場に取り込んでいく必要があるという中で、拠点市場として指定されたので、中央市場としてハブとスポークの関係で、近隣市場である島根、山口、岡山などと連携を深め、中四国の拠点市場として高める事が重要であるということ、また、小売店が昔は500店ほどありましたが、だんだん減少し、今は200店舗ほどになっていますが、広島市場にとって品ぞろえの側面からも非常に重要なポジションを占めていますので、小売店さんのフォローもしていかなければいけない。

販売に関することで言いますと、荷受けの担当者も仲卸の担当者も青果のプロとして専門性を高め仲卸とともに販売戦略の企画とか、色々立案をしながら量販店の対応に当たって行く必要があるだろうということ。食品業者への対応としては先ほど申しましたとおり産地との直接取引が増えている中で、市場のメリット、産地と直接やっていても、そこの産地に品物が無かったら荷物がショートしていくこともありますが、市場であれば色々な産地の品物が入っているので、それをバックアップするというか、それを納めていけるメリットもありますし、いろんな産地があるので、このような品物があるよというような提案をしながら業務筋に販売を広げていく必要があるだろうということ。また、近隣市場への対応としては、産地も大型化してきておりまして産地側からの市場の集約が進む中で、なかなか地方の市場は品物の品揃えができないということも出て来ていますので、他市場に仲卸さんと一緒に売り込みをかけていくことが必要だと思っています。

また、集荷に関しましては、取扱数量が年々減って来ているということですが、維持拡大していくために、卸だけで産地に働きかけるよりは、仲卸や売参と一緒になって、合同で産地を訪問したりすると、卸一社で行くよりは産地の方もその後の対応が非常に違ってくるということがあります。今現在もそういう活動をしていますが、合同で産地を訪問しながらなるべく取り扱いを減らさないように持って行きたいと思っていますし、集荷という事では大型産地だけに目を向けるのではなく、地場の広島県の野菜の減少の話もあります。聞くところによると、生産者の平均年齢が全国一高くて70点何歳ということで、地場物の生産がだんだん減って来ているので、売参の川本理事長の提案により、小口出荷という形も進めて来ております。産地の再生ということをよく言いますけど、市場の魅力というのはやはりある程度適正な価格を出していって、産地に信頼されるような形に持っていかなくてはいけないのではないかと思っています。この3つの取り組みを推進していこうということで、既に現在やっていることもありますが、こういう計画を立てております。

また、ここ最近コンプライアンスと言われますけど、消費者、産地、実需者の信頼を得ていく必要があるので、各社で社内の行動規範を策定して組織的に規範に沿った業務遂行に努める。品質の管理向上という面では、昭和56年にこの中央市場が開設されましたが、施設も30年以上たっておりますし、コールドチェーンの対応がなかなか進まないということがあります。卸の各従業員、また仲卸さんが今ある冷蔵庫や保冷庫を活用して、なるべく温度管理を徹底し産地や実需者の期待に応えられるようなことを行っていきます。また、社内体質の充実強化ということで、先ほども言いましたが、卸も仲卸さんも注文を受けてそれを販売するだけで時間がかかっている。専門知識も薄くなってきたということで、やはり青果業界に関わっている者としては、青果の専門知識を身に付けて量販店のバイヤーに売り込みをかけていくため、社員教育を進めて行こうということです。

また、どちらかというと市場は閉鎖的ということで、塀に囲まれていますので、一般の消費者はなかなか入り難いということもありますが、開かれた市場にということで、市場のホームページや見学会などを色々利用し、市場の情報を発信しPRしながら食育にも取り組み、開かれた市場を推進していくという事で、昨年も水産物部の方を中心に、関連棟祭り等を行わせていただきましたし、市民のための市場ということで、こういう活動も行っていく必要があるだろうということです。

第2に、中期で解決、実現する目標として、これはお互い商売をしている中でなかなか難しい面もありますが、東部市場と連携して共同集荷や共同販売に将来向かって行きたいと思いますし、仲卸さんは業務提携や合併等による組織や資本力の強化が必要だろうということ、今仲卸さんや売参さんに協力いただいております代金決済システムを今後も維持していきたいという目標を立てさせていただいております。

また、卸売業者と仲卸業者の連携強化、産地の方に行ったり量販店のほうにも売り込みをかけるのに、今もそういう商談を産地の方に行ってはいるのですけど、これをもっと強化して産地の繋ぎ止めをしていきたいし、量販店の方も中央市場、東部市場に目が向いていくような形に持っていって、取扱数量を減らさないようやっていこうということです。

コールドチェーンの推進ということですが、なかなかお金がかかるということで、非常に難しいですけど、先ほども説明させていただいたように、現在ある冷蔵庫や保冷庫を利用しながら、将来的には市場に降りたら荷物が温まってしまうという事が無いような形に持っていかなくてはいけないと考えております。

物流システムの整備ということで、さきほども拠点市場として、中四国地方の地方市場に対して荷物を流通させるにも、今なかなかそのルートが出来てないので、物流システムを構築していく中に、青果でも水産のように、仲卸さんと一緒に将来共同配送システムを作っていければと目標を立てさせていただきました。

第3に、継続していく取り組みとして、環境に優しい市場づくりとして、リフト等も、昔はディーゼルエンジンを使っていましたが、ガソリンに替えて、ガソリンからプロパン、今は電動化を進めています。なるべく害のない市場を作るという事で、トイレも開設者のお陰できれいなトイレに替えてきていただいていますので、なるべく清潔できれいな市場を目指していこうということで、これは今も続いておりますし、今後も進めていきたいと思っています。

また、災害に強い市場づくりということで、私もこの辺はよく知らなかったのですが、この市場は昭和56年にできたということで、旧耐震基準による設計で、昨今地震が多く非常に不安がありますが、必要に応じて耐震補強工事を行うこととしました。場内防災体制については、平成23年度には卸の自衛消防隊の体制は整ったのですけど、今後は仲卸さんとか関連事業者を含めた防災体制作りも検討していきたい。また、災害時における生鮮食料品の緊急調達及び供給の協定とか、全中協の会員による全国中央卸売市場協会災害時相互応援協定、この二つの災害時協定の継続強化に取り組むということを計画させていただきました。

このように経営展望を作ったわけですが、やはり作っただけではダメなので、先般、この3月4日に経営展望にあげた取り組みを具体的にどこからできるのか、できることから今からでもすぐ始めようということで、委員会を開き、この経営展望は市場内の者だけで作成した経営展望なので、外部から色々な意見を聞いて、これが本当に広島市民のためになるのかということについて意見を聞いてみたいというような話もありましたので、経営展望についてこうした方がいいのではないか、とか、こういうことを期待している、ということがありましたら、またご意見を聞かせていただければと思います。

以上で説明を終わります。

ありがとうございました。

それでは次に水産物部の説明を佐々木委員の方からよろしくお願いします。

みなさんこんにちは。広島魚市場の佐々木でございます。水産物部の経営展望の策定状況について説明をさせていただきます。資料として2枚ものを添付しておりますのでご覧いただければと思います。藤井課長の方から途中経過をということでしたが、ほぼ出来上がる前の完成品に近い状況で現在進行しています。昨年、平成24年度の事業として広島水産物部協議会という卸、仲卸、売参の団体がありまして、その団体でこの経営展望をやっていこうということで、昨年の4月、実質的にはもう少し前ですが、24年度事業という事で4月にスタートさせていただき、約1年をかけ、月1回プラスアルファのサイクルで会を開いてまいりました。

主に卸2社と仲卸組合、これが中心になりまして策定を行ったわけであります。

短時間で少しご説明させていただきます。まず最初に経営環境の変化ということですが、改めて申し上げるまでもないのですが、青果物以上に水産は非常に厳しい状況でございます。広島県漁連の山本会長にもご出席いただいておりご意見をいただければと思うのですが、水産の場合恐らく皆様魚食離れということばを聞かれたことがあると思うのですが、少子高齢化ということもありますし、パイは小さくなる、高齢化が進む、現在円安が進行しているわけですが、デフレが進んでおり、消費反転する兆しが見えないのではないかというのが業界関係者の統一した意見でございます。

と言いますのは、ここ数十年の経過の中で特に一般小売店が大幅に減少しており、量販店は一般小売店のシェアを食う形で成長してきたのですが、今現在は量販店といいましても、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンス、大型のディスカウントストア、全ての業界がオーバーラップして競争関係になっているということで、オーバーストアとなっている中で、店同士の競争が厳しい、消費者にとってメリットはあると思うんですがよくよく考えてみたら、お店がどんどん増えて収支が成り立とうと思えば、店のコストを落とさなければ来店客が減るわけです。商圏は変わらない中で、お店のコストを下げなければいけない、そんな中で特にお魚というのは今まで対面機能があるということで、対面で日々入荷する魚の説明をお店でしていただいて、これは美味しいですよ、こうやって食べればいいんですよといった対面機能があって、初めて魚というものがスムーズに流通して、消費者の台所まで届けられていたのですが、そういった機能が無くなっています。

コスト削減のためにどんどん人を削減するということで、お店の魚を売る機能が低下し、魚のプロというのがお店にいなくなってきたということが一つあると思います。それから生産の段階ではほんとに高齢化が進んでおりまして後継者がいない。日本はオリンピック方式と言いまして、要するに獲った者勝ちですね。ですから禁漁期間なり、漁の仕方を期間限定で禁漁にするということもあるのですが、基本的には獲った者勝ちということで生産量が減少してきたということもあります。それと同時に生産者の高齢化で、生産者自体が減少しておりますし、なおかつ、一説によりますと、水清ければ魚住まずということで、生活排水が出なくなって水がきれいになった訳ですが、そういうことがいい話として聞かされるんですが、魚の成育環境としては決してプラスではないという話もございます。そんなこんなの複合的要素で、水産マーケットも縮小し、そして、食生活の変化による魚離れも進み、食の洋風化が好まれるようになり、最近では水産庁も居ても立ってもおれんということで、これだけ海に囲まれてタンパク質の供給源を魚に頼って来た日本がですね、このままで良いんだろうかという問題提起の中でファーストフードに対抗してファーストフィッシュということを水産庁が考えまして、消費の拡大に今やっと力を入れ始めたという、そういう状況でございます。

2番目の卸売市場外流通の増加ですけれども、これも改めて申し上げることもないと思いますが、大型店による産直取引、物流機能の集約化、コールドチェーン化ということでございます。どういうことかと申し上げますと、大型店これは新聞ネタとして産直取引をやられるということが出ておりますけれども、それも一部ではございますが、最近よく日経流通新聞に出ていますのは、とにかく外食チェーンがですね、自前の漁船を持っていくつかの主要漁協の漁業権を取得して自ら漁をするようなところも出てきました。とにかくどんどん多様化が進んでいるとは言えると思うのですが、それと同時に物流機能の集約化が進んでいます。量販店主体の時代になりましたので、物流コストをいかに下げるかということが彼らの大きな経営課題となっておりまして、その中で大手の問屋さん、具体的な名前を挙げればですね、三菱商事であるとか、三井食品といったところがですね、場外に物流センターを作ってできるだけそこに商品の集約化を図ることで物流効率を上げていきたいと考えている。水産市場の場合は鮮魚が半分でその他の半分はいわゆる加工品、冷凍品を扱っておりまして、その中でも冷凍品加工品については従来の市場経由で量販店が仕入れるのではなくて、物流センターに直接メーカーが品物を降ろし、そこで荷捌きをされて各店に配送されるという形がどんどん増えておりまして、そういうことでも市場離れが進んでおります。

専門小売店の減少と同じように業務筋対応の食品卸、業務筋の分野におきましても市場外の食品卸がどんどん進化を図っております。お酒問屋さん、お米問屋さん、そういった従来の専門分野のお店が風来化して大手食品卸が営業の効率を上げていく。ということもあって市場外流通の拍車をかけるようになっているように思います。

既存の水産卸はどんどんマーケットが縮小していくということで、大市場でも、例えば東京、この近くであれば大阪市場であるとか、そういった大きな市場は直接量販店の店舗展開に合わせて、従来の商圏の枠を超えてリージョナルチェーン、全国チェーンで店舗展開するのに合わせ、中央から魚が流れて来るケースが増えています。これも産直取引の一つの形になると思うのですけれども。市場という枠の中でも、競争関係が進展していると言えると思います。

それからネット取引ですけれども、今日も日経ニュースの一面に出ておりましたが、アジアを睨んで生鮮の物流が変わっていると思います。アジアの宅配の中に、例えば北海道のタラバガニを香港の一般ユーザーの方が一万五千円で買って、それを国際宅配便を使って物流できるようなことも出ておりますし、ネットの世界というのはどんどん進化をしています。

生産者はなかなか採算が取れない、市場に送っても漁獲が少ないので採算が取れない。先ほど申しましたように量販店の取扱魚種は格段に減っておりますので、ネットを見ていただくと分かるのですけれども、そういったことを受けて鮮魚ボックスなどによる産直取引も増加しておりまして、産地の漁業者ないし生産者の方が鮮魚ボックスを作られて直接大都市、例えば東京とか大阪とか広島でもあると思うのですけれども居酒屋さんに魚を売られる。五千円セット、一万円セットというセットものにして買えるようなことも出ておりまして、流通が多様化しているわけでございます。

そういう環境の変化がある中で、私ども色々協議したのですが、市場外との競争の中で何を整備していかなければいけないのかという中で、最終的に一番大事なのは、我々に一番不足しているコールドチェーンを最終課題として取り組むべきではないか、ということに至ったわけですが、その中で色々議論がなされまして、本日配られております資料の中に「第9次卸売市場整備基本方針」というのがありまして、その中の1ページに掲載されている3つの基本方針があります。その中の1番にコールドチェーンというのが挙げられております。その外に3つ、公正公平な取引、食の安全の問題、卸売市場間の機能役割分担、ということがあるのですが、要するにこれは先ほど青果の方は拠点市場ということで、全国の主だった市場の中に列挙されているわけですが、魚は取扱量が少ないということで、拠点市場には認定されていませんが、実質的な機能とすれば拠点市場の機能はあるのではないかと思っております。

経営体質の問題ですが、健全経営でないと戦略的な、ないしは新しい時代に対応できるような変化への対応といった戦略的な動きはできないということであろうと思います。

このコールドチェーンですけれども、卸売基本方針の中の4番に、「卸売市場におけるコールドチェーンシステムの確立に対する生産者及び実需者のニーズに早急に対応するため、低温卸売場、温度対応冷蔵庫等の低温管理ができる施設を計画的に配置することとしている」と書かれていまして、広島市中央市場水産物部として、コールドチェーンシステムが不足していることについては農林水産省の方針に準拠しつつ早急に対応することが望まれるということで、我々の協議会の経営展望策定の中でまとめているわけでございます。

水産物を取り巻く地域の状況ということで、お客様アンケート、これは量販店における実需者調査を行いまして、そのため色々な意見が出ておりますが、市場は1年365日やっていただいた方が助かるというような意見もございましたし、コールドチェーンに対するニーズ、温度管理、品質鮮度管理、衛生管理に対するニーズが非常に高いといった結果が出ております。

その外、都市間競争という観点で福岡市場、大阪市場の設備投資事例研究ということで、ここに掲載しております。実際に水産物部協議会で昨年度末に卸売場の低温化が完成した大阪東部市場の見学に行っております。

そういうわけで、近隣の市場、我々広島の市場の場合は福岡なり大阪の市場が近隣市場ということになりますので、都市間競争という視点からの展開を経営展望の中で行っております。    

広島市中央市場水産物部の今後の方向性ということについてですが、まず、現在何を行っているかということですが、足元が大事ということで、先ほどの天方委員からのお話にもあったと思うのですが、我々も昨年から場内完全分煙活動、公の施設ですので、禁煙は当たり前なのですが、食を扱う市場においてまだ禁煙が徹底されていないということで、まずできることからやろうと場内完全分煙活動を卸、仲卸、売参の皆さんにご協力をいただきながら進めているところで、少しずつ定着はしているのですが、まだ100%という段階には至っておりません。

それから5S活動というのをやっておりまして、整理、整頓、清掃、清潔、躾、きれいな市場づくりをすることが、消費者の方に認めていただくためには、安全安心という視点が一番大事だと思いますので、そういった視点からわれわれができることから積み上げていこうということで、スタートしているところでございます。

それから食育に対する施策として、従来から色々な地域における料理教室等をお魚屋さんにやっていただくことを継続していたのですが、もっと広げていこうということで、現在広島ガスや中国電力で魚の料理教室を開催させていただいておりまして、これは一般消費者だけではなく、美容師さんなり料理店対象にも開催した実績がございます。一般消費者を対象とした教室を開催しますと、結構若い主婦の方にご出席いただいており、20代後半から30代ぐらいの方にずいぶん出席していただいておりまして、平素なかなか魚に接する機会がないのですね、そういう意味では新たな驚きがあると思うのですが、料理教室をやりますとだいたい毎回出席者の方から「こんな美味しい魚を食べたことがない」「こんな魚はどこで買えるのですか」というご意見があります。私どももちろん良い魚を持って行っておりますが、特別高いものを持って行っているわけでは決してないのですが、やはり先ほど申しましたように量販店が流通効率を上げるということで、量販店の品揃えというものがなかなかその日の、日々の市場の入荷の変化を反映するような形にはなりにくくなっておりますし、手っ取り早いというのは語弊がありますが、養殖物を中心としたような、素人でも値入りがしっかり分かってですね、売り場の運営がやりやすいような食材に偏るというか、そういう傾向も非常に強いので、色々な末端での問題が出ておりまして、料理教室ではそういった声が毎回のようにあります。実は昨年から3回ほど関連棟でイベントをやりまして、一般消費者に来ていただいて市場の豊富な生鮮品を、平素なかなか目にしていただくことがないので、それに接していただいくと同時に、実際に食べていただく、触っていただく、そういった中で生鮮品に親しみを持っていただくようなことで開催をしているのですが、その中でやはり消費者の方からのご意見がありまして、一つ傾向として出ているのは、毎回やるごとに参加者がどんどん増えておりまして、いかに消費者の方が市場に関心を持っていただいているのかというのが数値から明確に出ており、手ごたえを感じているのですが、これもやはりできれば卸売市場というのは、青果、水産、花きの3部門で構成されています。隣接地には食肉市場もございます。そういったことで総合的な市場としての役割を果たすという意味から、足並みをそろえてそういうイベントも、これから継続できればいいなと思っております。それもやはり食育の一つの場づくりということで、その中で捌き方教室を開催したり、子供を対象とした食育イベントも開催しております。

それから次に、2ページ目ですけれども「前提とされるべき公益性とその対応」ということで、もちろん農水省も特に最近はですね、経営管理の問題とコンプライアンスの問題について非常にやかましく言われます。これは当たり前のことですけれども、そういう特に安全安心という観点や、コンプライアンス体制の確立と同時に人材の育成、先ほど申しましたように、一般小売店、特に量販店では魚を本当に分かったプロの人は少なくなっておりまして、そういった意味では市場の魚を分かったプロの人の知恵をどう活かしていくかということで、この人材の育成ということが非常に大切だと思っております。

これは本当に魚の食文化を伝承することが、難しくなる環境にどんどん近付いているので、是非ともそうならないうちに人の育成ということを考えていきたいし、またこれは我々だけでできる訳ではないので、もっともっと官民上げて推進できればと思っております。

その外、今後の方向性ということで、一つには安全・安心を担保する卸売市場、その中にコールドチェーン化の推進、市場関係者のモラル向上、これは自ら範を垂れるということで、先ほど申し上げたようにできるところから着手しようということです。

それから、全天候型屋根付き駐車場兼荷捌き場の整備ということで、これは一つには太陽光発電の活用ということも話題として出まして、協議もずいぶんされているわけです。青果に関しましては屋根付きの施設がずいぶん整備されていますが、雨が降った日には雨の中で濡れながら段ボール箱を扱うなど、本当に前近代的な環境の中で作業が行われているわけで、是非ともこれは早急に改善をしていきたいということで、駐車場の屋根付き化、屋根の設置というものを可及的速やかに整備を行いたいテーマとして掲げております。

それから効率性のある卸売市場ということで、入荷、分荷、仕訳、ピッキング、先ほど申しましたように量販店対応が中心にならざるを得ないという環境がまず第一点としてありますので、市場の外に逃げた物流を市場の中に取り返すと同時に、量販店にとりましても、軒下を活用して荷捌きができて、各店に配送できるという仕組みができれば、一番ローコストで人導線、商品導線が短くて済み鮮度の面でも、これがコールドチェーンによって運営されれば一番効率的でありますので、先ほど天方委員からこの建物ができて30数年ということがあるのですけれども、現在の財政事情の中でこれから先行きを見通しましても、かなり厳しいなということで、できるだけこれをローコストでしかも市場としてそれを活用していかなければならない。耐震の補強工事等もこれから必要になってくるとは思うのですが、そういったことを踏まえながら前向きに進めていければと思っています。

それらのことを、最後のところは言葉として3つにまとめさせていただいております。一つ目は、先ほどから申し上げておりますような、屋根付きのこれは冷蔵設備はないんですが、そこで雨露をしっかりしのげて、明るい環境の中で作業できるようにしたい。真っ暗な中で雨が降ってとてもじゃないが人に見せられないような環境の中でいまだに行われているので、そういったものを是非改善していきたいですし、それから2つ目として軒下の部分を冷蔵化することで、ピッキング施設としての活用が可能であるということ、それからもう一つ、仲卸売場におきましてもできれば冷蔵施設を部分的に取り入れて、鮮魚は発泡スチロールのボックスに氷詰めで魚が入っておればある程度鮮度は持つのですが、冷凍品とか加工品に対しましてはどうしてもそういった低温設備が必要でございますので、それらのことを進めていければと思っております。以上です。

ありがとうございました。

続きまして中央市場花き部の状況は、私の方からご説明させていただきます。

参考資料の7が花き部の資料となっております。資料の順を追って説明させていただきます。今の段階では、表題が中間報告となっておりますが、文字どおりまだ途中の段階でございます。策定の状況としては、現状の把握、また課題についてピックアップしてきたというところでございます。昨年の3月から7回にわたりまして、開設者と、また外部の専門家の方も交えて検討会を重ねてまいっております。その中でまず現状の分析というところから、説明させていただきます。

1広島花き卸売市場をめぐる情勢の変化、これは広島の市場の周辺環境といったところを確認していったというところでございますけれども、先ほどの青果部、水産物部の話にもあったところと重なりますけど、広島市の人口の推移と予想、人口の増加はだんだん鈍化して来て、ゆくゆくは減少に転じることが予想されています。またニーズの多様化あたりの確認ですね。花きは用途によって、個性化、差別化の傾向がある。花きは取扱の種類が業務、これは葬儀又はブライダルというようなものを扱う業務と、お稽古関係ですね、生け花やフラワーアレンジメントというような教室用のお花と、あと、カジュアル、家庭用の大きく分けて3つの種類に分けることができます。そのような中で、品種や色など、様々な用途によって色々な要望が出てきているということがございます。そういうことを受けて花屋さん園芸店さんが消費者の皆様からそういう注文を受けて対応されており、細かい注文、細かい対応の要請があるということです。

また、環境意識の高まりというのは、花きについても生鮮品の中で食べ物と同様に意識が高まっております。例えば生産から流通、小売店、また破棄するまでCO2削減というような観点に立って、意識をされて品物を選択されるようなケースもだんだん出てきております。こういう環境への配慮も選択肢の一つとして大きくなっているというような確認をしました。

また流通チャンネルが多様化してきています。情報のIT技術といいますか、そういうものの中に花き部の取引も含まれていまして、情報がインターネットを通じて全国各地、また日本だけではなく、世界から発信されている、そういう中で、以前は地域の中で、またその周辺の中で市場の競争の中であったわけですけれども、今は地域を超えて日本全国、また、異業種からの参入もありまして、そういう中で情報が飛び交っているという現実があります。

また、青果の産地と花きは共通した部分がございますけれども、産地の大型化ということがあります。特に農業協同組合は整理統合されまして、数は減少して、大きな組織の中で規模を拡大しております。そのような現状があり、以前と変わって来ている点を確認してまいりました。

花きの生産から消費までという2番目の項目がありますけれども、花きの生産状況、花きの卸売市場の状況、花きの消費状況、とありますけれども、花きの取引の特徴としまして、他部門と比較しましてまだ市場経由率が比較的高いという現状があります。これは別添の資料2枚目の1番のところに表を示しておりますけれども、こちらでご確認できると思います。最新は平成21年のデータが出ておりますが、花きは市場経由率が85%ということになっております。

次の項目3番で、市場の現状について考察しております。1から8までありますけれども、これは広島市場についてのことです。立地条件としては国道とも近い、高速道路とのアクセスもとてもよい、ということが立地条件としては良い市場であるといえます。取扱高の推移を見ましても、花きの取引の特徴的な部分ですが、資料2枚目の2番ですけれども、グラフと一緒にしております。花き部においては「もの日」と言っている時期がありまして、先日も「もの日」を終えたばかりですけれども、「もの日」とは何かというと、お彼岸であるとか、お盆であるとか需要が普通の時に比べて高くなるという時期のことで、それを「もの日」と言っております。3月のお彼岸、またこの時期には卒業、入学というような行事、お祝い事が重なるということで、3月あたりもそうなんですけれども、4月の入学、それがすんだら5月の母の日、8月のお盆、9月に秋のお彼岸、でお正月前の12月に年末需要がありまして、その時期に金額の伸びが見られるという特徴があり、口に入る食料品と比べて少し変わっている、花きの特徴的なところであると言えると思います。また、日々の取引の中で切り花に表日、裏日というのがございまして、週五日取引日がございますけれども、取扱数量・金額が多い日、というのを表日と言っておりまして、少ない日を裏日と言っております。毎日一定の取引が常に行われているというのではない、というところも特徴的ではないかと思います。3番目に堅調さの背景というのがありますけれども、この堅調さの背景の一番大きな原因と思われますのは、量販店の扱いが最近増えてはまいりましたけれども、まだまだ少ない、花き専門小売店さんの扱いが多い、また数も水産物部青果部と比べましても、花屋さん園芸店さんという方々によって支えられている部分がまだ大きいというところも特徴的なところになると思います。

それから4番目、変化する競合市場というところですが、地方市場に転換を図る市場が増加しているということがあります。広島近隣を見ましても、以前は中央市場が広島、岡山、愛媛の松山、高松とあったわけですけれども、その内の岡山、松山の市場が地方市場に転換されました。それも自主的に転換するという選択肢を取られる市場も多く、そういう動きも見られます。中央市場で必ず花き部が開設されているわけではない、というのが花き部の特徴であるといえると思います。

また、他部門も同じような状況かもわかりませんが、情報発信機能の充実を求められている。信頼される決済機能、時代にマッチした支払機能が必要ではないか。それから、花き業界の消費拡大に向けた取り組み、これは水産物部の方でご説明がありましたけれども、食育と同じように花育と私たち呼んでいますけれども、花を日頃の生活の中に取り入れてもらう、また、色んな行事、そういう中で花を選んでもらってプレゼントしてもらうような取組を業界全体で行っております。

これについては、先ほども出ました関連棟祭りのような、市場内のイベントでももちろんですが、それ以外にバレンタインデーとかいい夫婦の日であるとか、行政の皆様にも協力いただき、仕掛けの方を手探りしながら取り組んでおります。

施設のことでございますが、花き部だけのことではなくて、全体と同じでございますけれども施設の整備を充実させて行く必要がある、ということを検討しております。

これらのことを踏まえて、広島市中央市場花き部のSWOT分析ということで、強み、弱み、機会、脅威ということで項目を上げてまいりまして、こちらは外部専門家のご意見をいただきながら整理しているところでございます。

これらを踏まえて今後の対応方法として、下記の基幹的な流通の要として、今後も健全に花きに係る生産から流通、販売、それぞれみんなが発展していくということと、市場を巡る情勢、川上、川下ニーズに応え、市場の機能を円滑に発揮し、花き市場関係者の存続・成長を図る、という方向でまとめていこうとしています。

具体的な対応方向として、ここに3つ掲げておりますけれども、これらのことを中心にこれから検討していく、ということになっています。

今、検討のたたき台というか、素案を作ったところでございまして、今後花き関係者、生産、流通、販売の、全部で5団体ございますけれども、その中から委員を出して、最終的な協議を行って経営展望のまとめにこれから入っていく状況です。花き部の報告は以上です。

続きまして、東部市場の策定状況につきまして若林場長の方からよろしくお願いします。

東部市場でございますが、残念ながら本日皆さんが出されているようなレジュメというところまで、まとめができていませんが、東部市場は青果部のみということで、青果につきましては、先ほど天方委員から広島市における青果を取り巻く現況なり、状況説明がございましたが、東部市場においてもその辺の状況は変わりないということで、そうした認識のもとに素案を作って、現在東部市場の中に東部市場運営協議会という、卸売業者さん、仲卸業者さん、売買参加者さんの代表で作っております運営協議会がございますので、現在その協議会において素案について審議検討をしていただいているところです。

東部市場としましては、中央市場の現況に加えて、東部市場の特徴といいますか、こうしたものを踏まえて今後の取組を考えていく必要もあるということで、東部市場は中央市場に比較すると、若干規模的には小さいですが、広島都市圏で言いますと、東部地域、広島市域で言いますと京橋川以東と、安芸郡の4町、あるいは中央卸売市場以外になりますけれども、呉、あるいは東広島、福山方面に向いて、そうした東部地域について非常に根を張っている市場といいますか、そうした市場であるということと、それからもう一つ扱っている作物ですね、それがバレイショであるとか、玉ねぎだとか、そうした土もの類が非常に強い市場でございます。

これは価格も非常に安く、スーパーなどと取引していただいておりまして、取扱高はトン数で表しますと、中央市場に近い、ほぼ匹敵するくらいの量を土ものとしては扱っています。

こうした売れ筋商品といいますか、そうしたものをより一層充実して、東部地域で根を張って、地固めをしながら中央市場と連携を図って、先ほど中央拠点市場という話がありましたが、東部市場と中央市場で市場間連携を図って販路を拡大し、充実させて行く、ということを考えています。

基本的にはこのように中央市場の今後の取組と大きくは変わらない、連携して東部市場もやっていくということで、とりまとめを現在行っている状況でございます。

簡単ではございますが、そういう状況でございます。

ありがとうございました。

続きまして食肉市場の状況につきまして、保田場長さんからお願いします。

食肉市場長の保田でございます。

食肉市場の現状につきましてご説明させていただきます。

食肉市場の経営展望の策定でございますが、現在開設者として素案を策定いたしまして、卸売会社と協議を行っております。今後、食肉市場運営協議会において意見等を取りまとめ、経営展望を作成したいと考えております。

そこで本日は時間をいただいて、現在の食肉市場を取り巻く環境等について、参考資料の8でございますが、「市民に顔の見える食肉市場を目指して」−市場発、より安全で安心な食肉の提供−と題した資料に沿ってご説明させていただきます。

先ず、食肉業界全体を取り巻く状況でございます。「市場を取り巻く環境」、「広島市食肉市場の現況」、「施設整備の状況」、「市場として取り組む課題」、これを受けた「市場運営の基本方針」この5つの項目についてそれぞれまとめてございますので、ご説明させていただきます。まず、市場を取り巻く環境についてですが、中央市場の隣地に食肉市場が移転開場しましたのが平成4年でございます。この食肉市場移転から近年までの食肉業界を取り巻く環境の変化についてまとめております。

先ず、1の流通構造の変化ですが、大きな出来事といいますか要因として、移転する1年前にありました平成3年度の牛肉の輸入自由化、これが挙げられます。この当時政府がそれまで定められていた輸入枠を撤廃しまして、関税化を行うとともに段階的な引き下げが実施されました。その結果平成3年度、当初70%だった牛肉輸入関税率は、現在38.5%となっております。それに加えまして近い話ですが、今月15日に政府が交渉に参加を表明しましたTPP環太平洋戦略的経済連携協定、この状況が今後食肉業界にも大変大きな影響を与えることが予想されます。

関税撤廃例外品目として、牛肉、豚肉が認められるかどうかを含め、今後の交渉の推移を注目していく必要があると考えております。

資料の2番目ですが、産地食肉センターでの買付けの増加、3番目にございます部分肉流通の進展などが市場を取り巻く環境としてはございます。

2の消費者ニーズの多様化は、先ほどから色々言われておりますが、少子高齢化や長引く景気の低迷による低価格指向もやはり食肉の消費の伸び悩みに影響を及ぼしていると考えております。

3の市民の食の安全・安心への期待の高まり。これは皆さん良く御存じでございますけれども、最近では一昨年度、生食ユッケの焼き肉店での集団食中毒事件、それとか東日本大震災における放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた肉牛の流通問題など色々ございまして、食肉の安全・安心に対する消費者の意識は、より厳しいものになっていると考えています。

続きまして、広島市食肉市場の現況に移りますが、施設概要につきましてはご覧いただいたらと思いますが、中央市場に接しておりまして、中央市場の約4分の15分の1程度の敷地面積を持っております。取扱数量につきましては、ここ数年来の傾向を説明しますと、まず牛でございますが、平成17年度から平成20年度までは増加傾向にございましたが、平成21年度、22年度は減少しています。しかしながら、出荷懇請などの取組により近年は増加傾向にありまして、平成23年度の実績は一万頭を超えています。平成24年度はまだ年度途中ですが、ほぼ横ばい、ちょっと少なくなったかと思いますが9,700頭程度を見込んでいます。豚につきましては、平成17年度以降着実に増加していまして、平成23年度の実績52,637頭、平成24年度につきましては増加傾向を維持していまして、62,000頭前後を推計しております。

現在開設者素案の経営展望におきましては、食肉市場が目指すべき目標数値、年間の目標取扱数量として、資料の1番上に掲げていますが、牛肉につきましては、皆さん良く御存知のBSEにより取扱頭数が減少しておりましたが、その直前の平成12年度の食肉市場の取扱頭数である年間15,000頭、豚につきましては現在の地に移転開場しました平成4年度の取扱頭数である72,000頭を目標頭数とすることを検討しています。

続きまして3の財政状況です。市の内部の話ですが、食肉市場は特別会計となっていまして、食肉市場特別会計の収支は、一般会計からの多額の繰入金によって歳入の不足分を補っています。その原因ですが、平成4年度に当地に移転した時の起債償還をしておりまして、その公債費が大きなウェートを占めています。

5番目の仲卸業者、売買参加者の状況ですが、仲卸業者、売買参加者とも減少しております。しかしながら、単純に数だけで推し量られるものではありません。

購買力のある売買参加者の新規登録が、先ほどの取扱頭数の増加等にも繋がっておりますので、引き続き当市場の優位性を含めた各種の情報発信に努め、新規売買参加者の獲得を卸売会社と協力して実施していく必要があると認識しています。

次に施設整備の状況ですが、第9次卸売市場整備計画により、計画的に実施する施設整備を掲げさせていただいています。

その他、先ほど来言われておりますコールドチェーン化等非常に喫緊の課題もございますので、その他の整備にいたしましても非常に厳しい財政状況の中ではございますが、必要性をより吟味し、新たな項目も検討し、計画的に執行したいと考えています。以上のような現状などを踏まえまして、今後市場として取り組む課題として二つ掲げております。まず一つは、評価されて頭数を増やしている現状からして、高い衛生性の維持です。次に財政状況の改善。この二つを考えています。

そこで、市場運営の基本方針を一番下に掲げていますが、食肉市場発、食肉の高い安全・安心を積極的にPRし、食肉の安定的な消費拡大を図る。二つ目に市場経営の健全化に向け、集荷対策の積極的な取組により、取扱頭数の増加を図るとともに、業務の見直しなどによる運営経費のコスト縮減を図る。こういうことを基本事項に盛り込み施策を展開していくことを考えています。以上簡単にご説明しましたが、こういう現状、課題等の分析を基本として目標数値を達成するための具体的な行動計画について、今後卸売業者を始め、市場関係者と共に協議し、食肉市場の経営展望を策定したいと考えています。以上です。

ありがとうございました。以上で各市場各部門から経営展望の策定状況の説明が終了しました。何かご意見、ご質問等はないでしょうか。

広島大学の矢野でございます。日頃から皆様にはお世話になっています。

皆さん通常業務の大変お忙しい中、こういった経営展望を取りまとめるのはかなり大変だったのではないかとお察しいたします。天方社長の話の中で作っただけではダメでこれからどうして行くかということをこれから具体的に考えて行かれるということで、今後に向けて一言二言思った点について述べさせていただきます。二点あります。

一つは和田社長の開催の挨拶の中にありました、各部門の連携でありますとか、佐々木社長の話の中で部門間の協力といった話があったかと思いますが、広島市中央卸売市場全体としての経営展望をできるだけ早くまとめた方が良いのではないかと感じています。実際の取引とか経営でありますとか部門間の違いは多いと思うのですが、他都市の中央卸売市場の経営展望を見ますと、例えば岡山は拠点市場ではありませんが、それゆえにかなり危機感を持って取り組まれているなという話を聞いておりますし、それぞれの部門が生き残るというよりも、広島市中央卸売市場としてどうやって存立していくのか、どういった在り方を社会全体にアピールしていくのかといったことがもう少し見えてきたらということが一点です。もう一点は、公設の卸売市場という性格、経営展望を今日色々聞かせていただいた中で、どちらかというと市場の中でどういったことをしないといけないかといった市場内の話が中心になっているかなというように思いました。天方社長の話の中に色々な人の意見を聞きたいという話があったのですが、他の中央卸売市場では経営展望を公開してパブリックコメントを求めているような市場もありますし、市場の中でどうするというだけではなくて、もう少し社会に対してこんな市場であるというアピールをすること、広島市の中で、広島県の中で、中国地方の中で欠かせないこういう市場であるという目標像というのが見えてきた方が良いのかなという気がしました。

そういったことが見えてきた方が、例えばハード面で耐震補強であるとか、屋根とか施設、ハード面での整備をしていかなければいけない場合の広島市への、また、市議会等へのアピール、予算措置についても公共性を訴えていかないといけないと思いますし、全体で考えた方がコスト安になることもあるかと思いますので、そういったところをご検討いただければと思いました。

ありがとうございました。現在は各部門でそれぞれの内容を詰めるというところから始めております。国からの指示も、地域の市場としてどう生き残るか、どう一般消費者のお役に立てるかというところが一番焦点のところと思いますので、各部門の展望がまとまったところで、市場全体としてのことを開設者と一緒になって取り組んでいこうと思っております。ご意見ありがとうございました。

外にご意見等ないでしょうか。

水産関係で言わせていただきますと、先ほど来色々お話がありますように、食文化といいますか、最近消費者の方のニーズが非常に高くなっていると思いますが、特に安全・安心の問題、さらには品質、特にテレビ番組なんかを見ましても毎日ほとんど食べ物ですね、料理番組とか色々あって、そのあたりの情報がかなり入ってきて関心が高いと思うのですが、最終的にはより良いものを、よりおいしいものを選択していくのではないかと思います。地物と加工品、又は他の食品、魚とか肉とか色々な種類別の競争もあろうかと思うのですが、最終的には良いものが好まれて売れるということになると思うのです。そうした場合、水産の場合は常々思っているのですが、最近の取引、先ほどの話にもありましたが量販店がどんどん価格決定の力を持つようになっている。集荷力も強いですし、魚屋さんがどんどんいなくなっているという状況で、対面販売も無くなり、陳列しておいてバーコードで売るというセルフ販売がほとんどなんですけれども、そのあたりで魚屋に対して料理の話をすることも少なくなっているという状況があります。

我々も料理教室とかをやってそのあたりを普及するようにやっているのですが、どうしても数が限られていますので、なかなかこれが全国的に普及するのは難しいと思うのです。扱う品質なんですが、昔、草津市場の時には、卸さんもたくさんおられて、出荷する方とのコミュニケーション力が強くて、品物の扱いについても色々とコミュニケーションを図っていたと思うのです。扱いが悪いじゃないか、とか、売る方は安いのが良いと文句を言ったり、扱う方が扱いを良くしないと高く売れないよと言ったりということがあったと思うのですが、今は出荷したら運ぶ人がいて卸売場に並べられたら出荷者はそのまま帰って、後はセリにかけるだけというようなことで、機械的にやられるので、そのあたりのコミュニケーションが無いから、生産者の扱いも悪いのではないかと思うのです。

昔は魚を締めたりして鮮度を保つなどしていましたが、生きていれば鮮度が良いのではないかというような、魚を扱う量販店の人もそのあたりの知識もあまりないのではないかという気がするのです。そのため、最終的に魚屋さんに行った時には品質が落ちているということになり、また高い価格が取れないということもあろうかと思うので、生産者と売人さんとの色々なやり取り、いかにして品質を良くするかということを工夫して考えて商品の品質を高めるということをもっと取り組んでいくことが良いのではないかと感じています。そのあたりもこれから展望を検討する中でやっていただきたいと思います

ありがとうございました。

生産者の立場からのご意見だったかと思います。

外に、今頂いたご意見に対してのご意見でもよろしいですが、他にございませんでしょうか。

本日せっかく消費者の立場からご出席いただいております寺岡委員さんから、何かご意見でも感想でもございましたら、一言お願いします。

皆様のお話をお聞きしまして、先ほど来から出ておりますようにコンプライアンスに重点を置いておられるということもありまして、私ども大変心強く思っております。

要望と疑問点について一つずつお願いします。

疑問点と申しますのは、ゴミリサイクルの推進というのがございます。参考資料3の5ページでございます。これについてはどのようにしておられるかということをお聞きしたいのです。実はあるお店でゴミリサイクルといいますか、リサイクルループというシステムで美味しい玉ねぎをいただいたことがあります。そのような商品がたくさん出回るといいと思いますし、ゴミ減量のこともございますので、それを一点お聞きしたい。

それから要望としまして先ほど来ありますように、これからは市場の開放を進めて欲しいということです。今日ちょっと早く来たものですから、中川場長さんにお聞きした時に、それも検討しているけれどなかなか難しい点もあるということをお聞きしましたけれども、イベントなどをたくさんしていただいて、私たちが訪れやすいようにしていただくとありがたいと思います。

ありがとうございました。

ゴミリサイクルに関する疑問点について青果の資料にありましたが、何かありますか。

この点については、開設者から説明した方が詳しいと思いますので、お願いできればと思います。

野菜くずについてですが、これは市の方で各卸、仲卸の方から出た野菜くずにつきましては、廃棄ということではなく、堆肥化ということで委託業者に搬出し、堆肥にするという形でのリサイクルを行っています。

魚腸骨につきましては、開設者は保冷設備を用意し腐らないようにして集めますが、処分については業界にお願いしています。佐々木委員さん、具体的な内容について御説明いただけますか。

魚腸骨は従来、広島市がまとめて出していたのですが、市場の中で発生する魚腸骨に関しては水産物部協議会で、今日は井野口会長にご出席いただいているのですが、水産物部協議会を中心にまとめていただき、昔はお金を付けて買っていただいて広島市の予算の範囲の中にあったのですが、今は魚油なり魚粉というものが世界的に値が上がっていますので、お金をいただけるようになっていまして、市場内で出た魚腸骨に関しては全てリサイクル業者に買い取っていただき、それは市場のイベントの予算にも使わせていただきましたし、今回経営展望を策定するにあたって経営コンサルの活用など、この予算にもこれを充当させていただいておりまして、有効に活用させていただいております。

ありがとうございます。当初市の方で処分ということだったのですが、その後、価値が付くということで、そういった形でのリサイクルになっております。

あと、廃棄パレットにつきましては、これも直接市の方で処分はしておりませんで、業界の方で処分をしていただいておりますが、これも恐らくチップにすることで価値があり、ゴミにせずにそういった資源に業界の方で利用されていると伺っています。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

最後の市場開放につきましては、市場の中で色々検討しながらこれまで関連棟祭りとして3回取り組んだ実績もございます。これからも場内で話し合いながらやっていくことと思います。どうぞよろしくお願いします。

色々ご意見をいただきましたが、その外ございますでしょうか。

ございませんようでしたら、これで終了したいと思います。よろしいでしょうか。

それでは、最後に開設者の方から一言お願いいたします。

本日は大変熱心に御説明いただきまして、私も初めて聞いたこともありましたが、大変勉強になりました。行政の方に活かしていきたいと考えております。

大変ありがとうございました。またどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。それでは以上を持ちまして第50回広島市中央卸売市場開設運営協議会を閉会いたします。

皆さまお忙しいところ、時間をお取りいただきありがとうございました。